人とくるまのテクノロジー展 2018 横浜/名古屋に出展
2018年5月23(水)~25日(金)にパシフィコ横浜で、
また7月11(水)~13日(金)ポートメッセ名古屋で開催されました、
「人とくるまのテクノロジー展 2018」に出展いたしました。
弊社ブースへの沢山のご来場まことにありがとうございました!
NOKクリューバーは、新製品の「イオン液体入り導電性グリース」を展示いたしました。
イオン液体入り導電性グリース「Kluberlectric BQ 72-72」のご紹介
ポンプやエアコン等、近年様々な産業機器において、 モータの回転数制御や高効率化の実現のためにインバーター制御が主流となっています。
しかし、インバーター回路から発生した電流が軸受を通って絶縁体であるグリースに蓄積され、 一定の量を超えた時に軸受内で放電が起こり、軸受に写真のような電食を発生させる場合があります。
また、この放電によりグリースは加熱され、寿命低下を招く可能性があります。
従来、電食を防ぐ対策としては
- カーボン材料を配合し、グリースに導電性を付与する。
- セラミック玉を用いることで軸受を絶縁体として電食を防ぐ。
等の対策が取られてきましたが、ノイズの増加や、大幅なコストアップ等の課題がありました。
「Kluberlectric BQ 72-72」の特長
新製品のイオン液体入り導電性グリース「Kluberlectric BQ 72-72」は、
- エステル系グリースにイオン液体を配合することで導電性を向上させており、
このグリースを軸受に使用することで軸受の電食を防止する効果があります。 - 従来のカーボン配合の導電性グリースと比べ、軸受回転時の静音性に優れています。
- 本製品を用いることで、電食防止による軸受の長寿命化及び、低ノイズ化を図ることが可能です。
イオン液体入り導電性グリースにご興味のある方は、
是非弊社ウェブページの「お問い合わせ」フォームよりお問い合わせください!