コーティングの基礎知識
コーティングの基礎知識
コーティングについて
コーティング GLEITPANとは
GLEITPAN(グライトパン)は、耐熱性、機械的特性に優れた熱硬化性樹脂内にフッ素樹脂等の固体潤滑剤を分散させた塗料製品です。
金属や樹脂部品の摩擦面に自己潤滑性のある被膜を形成することで、基材の機械的特性を維持しつつ低摩擦、耐摩耗性等を向上させることができます。
オイル、グリース等の潤滑剤が 使用できない環境や低温から高温までの温度変化のある環境下でも安定した低摩擦、耐摩耗性を維持します。
また、オイル、グリースとの併用により更なる摩擦・摩耗の低減も可能です。
金属や樹脂部品の摩擦面に自己潤滑性のある被膜を形成することで、基材の機械的特性を維持しつつ低摩擦、耐摩耗性等を向上させることができます。
オイル、グリース等の潤滑剤が 使用できない環境や低温から高温までの温度変化のある環境下でも安定した低摩擦、耐摩耗性を維持します。
また、オイル、グリースとの併用により更なる摩擦・摩耗の低減も可能です。
代表的な加工工程
※焼付塗装工程は、塗装設備、局所排気装置、乾燥・焼成設備が必要です。
GLEITPANの耐油、耐薬品性
▼ 横スクロールでご確認いただけます。
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耐油、耐薬品性 | 試験条件(25℃) | 耐油、耐薬品性 | 試験条件(25℃) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
96h | 720h | 96h | 720h | |||
メチルアルコール | ○ | ○ | 水 | ○ | ○ | |
エチルアルコール | ○ | ○ | 熱湯 | △ | × | |
アセトン | ○ | ○ | 塩酸(20%) | ○ | ○ | |
トルエン | ○ | ○ | 塩酸(40%) | × | × | |
キシレン | ○ | ○ | 硫酸(20%) | ○ | ○ | |
酢酸エチル | ○ | ○ | 硫酸(60%) | × | × | |
酢酸ブチル | ○ | ○ | 酢酸(99%) | △ | △ | |
MEK | ○ | ○ | アンモニア(10%) | △ | × | |
n-ヘキサン | ○ | ○ | アンモニア(25%) | × | × | |
ガソリン | ○ | ○ | 苛性ソーダ(20%) | △ | × | |
軽油 | ○ | ○ | 苛性ソーダ(50%) | △ | × | |
灯油 | ○ | ○ | 漂白剤 | × | × | |
マシン油 | ○ | ○ |
本データはあくまでも目安となるものです。各製品のご使用にあたっては、適合性を確認した後ご使用ください。
摩擦係数の評価方法
ボール・オン・ディスク試験
ボールをコーティング膜に荷重Fで接触させ、速度Vでしゅう動させます。
しゅう動時にボールにかかる摩擦力f を検出することにより、摩擦係数μが求められます。
しゅう動時にボールにかかる摩擦力f を検出することにより、摩擦係数μが求められます。
※評価方法の一例となります。